ロタウイルス感染症とは
乳幼児の嘔吐下痢症の最も主要な原因がロタウイルスによる感染症です。ウイルス性のものは乳幼児に多いとされています。ロタウイルスによるものはウイルス性胃腸炎の中でもっとも頻度が高く、また症状が重いので乳幼児にとっては大切な病気のひとつです。
ロタウイルス感染症の原因
ロタウイルスによる嘔吐下痢症主な感染経路は糞口感染です。発症後少なくとも1週間は糞便中にウイルスが排出されます。感染者の周囲の物を介して間接接触感染で広がります。
ロタウイルス感染症の症状
多くは突然の嘔吐で発症し、嘔吐と同時かその後に下痢を伴います。酸っぱいにおいの黄色かクリーム色のような便がでて、米のとぎ汁のような便になることもあります。また、発熱を伴ったりすることもあります。
ロタウイルス感染症の合併症
一般にロタウイルスによる下痢は他のウイルスによる下痢よりも重症で脱水症を起こすことがあります。
ロタウイルス感染症の治療
ロタウイルスに対する有効な治療薬はありません。初期の嘔吐や発熱、その後の下痢に対して水分補給と電解質補充がもっとも大切です。
突発性発疹の合併症
約10%に熱性けいれんの合併がみられます。数分内におさまって意識が回復する場合には後遺症などの心配がありません。
ロタウイルス感染症の注意点
この病気にかかると約1週間は糞便中にウイルスが排出されます。とくに症状がなくなった人からもウイルスが排出されていることがありますから、糞便の処理や手洗いなどに注意して予防することが大切です。
のせ小児科クリニック
概要院長 | 野瀬まどか |
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標榜科目 | 小児科 |
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連携医療機関
- 公文病院
- 入院施設があり、完全看護を実施しています。
- 西市民病院
- 小児科部長の江口先生は小児腎臓疾患がご専門ですが新生児診療もなさるオールマイティです。
- かなたに診療所
- 無床診療所ですが、病児保育施設を併設されています。
大変おやさしい女医さんです。